時代の終り

そんなスクタの時代が長く続くようになった。これまで大きなエネルギーを持っていた、それぞれのスクタはだんだんとエネルギーを弱くしていった。
自分たちが強くなりたい、国を大きくしたいと思えば思うほど、スクタのエネルギーは小さくなってきた。
そして、ある国が、戦争をする力をなくした。
戦争で疲れたスクタたちは、もう体はボロボロ、食べるものもだんだんとなくなっていった。そこで頭を鍛えられた子供が大人になって、こんなことを言った。
科学という分野がある。その科学の力を使って、薬を作ればいいんだ。それを敵の国のスクタに飲ませれば、闘わなくても戦争に勝つことができる。そして、自分たちの国はどんどん大きくなってくる。
周りの大人たちは、関心してその子を大臣にした。そして、薬をどんどん作らせた、これで、この地球一大きな国ができる。その国のスクタたちは、自分たちがどこの国のスクタよりも強いと思った。そして、みんなで一生懸命薬を作ったの。寝る間も惜しんで、働いた。
そして、とうとう、ある日、的の国の大臣に、これを飲んでみんなを喜ばしてくれといって、まるでワインをあげるようにその薬を大量に飲ませた。喜んで飲んだスクタたちは、次の日、一斉に死んでいった。そしてその国は、薬を作った国のものになった。
これは使えると思った、その国は、周りの国にどんどんその薬を飲ませた。
その国はどんどん大きくなっていった。そして周りの国のスクタたちはどんどん死んでいった。
そしてある日、その薬を作っていったスクタたちに異変が現れた。指や皮膚から、長い間その薬を吸収していたスクタたちはどんどん弱っていった。
もう結末はお分かりいただけるだろう。そんな風にして、スクタの時代は終わった。そして、少なくなったスクタは生きて、他の生物が誕生すると、またそんな悲劇が起きないようにいつでも姿を消せるようになったのだ。

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